CPTチューブ 8ml
バキュテナーCPT（細胞調製チューブ）8mLは、全血から単核細胞（PBMC）を分離するための特殊な採血チューブです。免疫学、感染症研究、免疫モニタリングや細胞ベースのアッセイなどの臨床応用で広く使用されています。
Vacutainer CPTチューブ（8mL）の主な特長：
抗凝固剤と密度勾配培地が充填済み
抗凝固剤としてクエン酸ナトリウムを含有します。
単核細胞の分離を容易にする Ficoll™ ベースの密度勾配分離ゲルが含まれています。
ワンステップPBMC分離を可能にする
従来の手動密度勾配遠心分離 (Ficoll-Paque™ など) の必要性を排除します。
処理時間と変動性を削減します。
標準化血液量容量
最大 8mL の全血を処理できるように設計されています。
滅菌済み使い捨てチューブ
高品質の PBMC 分離が必要な臨床および研究アプリケーションに使用されます。
遠心分離に対応
PBMC を他の血液成分から確実に分離するには、特別な遠心分離プロトコルが必要です。
使用方法と用途:
免疫機能研究のための PBMC 分離 (T 細胞、B 細胞、NK 細胞、単球)。
フローサイトメトリー、ELISPOT、サイトカインアッセイ、その他の免疫学的分析。
感染症とワクチンの研究。
自己免疫疾患のモニタリング。
臨床試験とバイオマーカーの発見。
仕組み（基本手順）:
1. CPT チューブに血液サンプルを採取します（指定された量まで満たします）。
2. 静かに（8～10回）転倒混和して抗凝固剤と混ぜます。
3. 製造元のプロトコルに従って遠心分離します（通常は室温で 20 ～ 30 分間、約 1500 ～ 1800 RCF）。
4. 遠心分離後、ゲルセパレーターの上に PBMC 層が形成されます。
5. 下流のアプリケーションのために、ピペットを使用して PBMC 層を慎重に抽出します。
保管および取り扱い:
室温（15～25℃）で保管してください。
過度の熱や凍結を避けてください。
